【国立】小学校受験の願書の書き方と例文!志望理由・家庭方針等の注意点

【国立】小学校受験の願書の書き方と例文!

志望理由・家庭方針等の注意点をお伝えします。

1. 国立小学校と私学小学校との違い

小学校を受験する、という選択をされるご家庭は、地域にもよりますが近年増えてきています。

「立派な家庭だな」「お金持ちなのだな」

という印象があるかもしれませんが、国立ではそんなに授業料も高くなく、

「より良い環境で学んでほしい」

という思いから、一か八かで、という軽い気持ちで受けるご家庭も多いようです。

一方、私立では、多額の授業料が必要です。

しかし、

「大学までついているので将来が安泰」、

「今後受験する必要がない」、

なそ経済的に余裕があればメリットも多いといえるでしょう。

また、名の通っている学校に通うことで、社会的にも認められるということもあるでしょう。


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2. 【国立】小学校受験の願書の書き方

小学校受験における願書の書き方を、簡単にまとめたいと思います。

私立と違って、国が運営している国立学校は、収益を私立ほど求めているわけではありません。

そこで、国立の学校が願書を求める理由から、よりよい願書の書き方を考えていきましょう。

■【国立】小学校側が「志望動機・理由」に求めるものと注意点

国立小学校の願書で一番書かなければいけないことは、子どもの性格とこれまでどのように育ってきたか、つまり両親がどのような教育方針でやってきたかが分かる内容です。

学校の教育理念や指導方針ももちろん大切ですが、ここでは、「共感した」「感銘を受けた」など、よりも家庭でのエピソードを書くことで、

学校側に「この家庭とうちの学校の方針はあっている」と自然に思ってもらえる方が良いでしょう。

■【国立】小学校受験の願書「志望動機」の例文

まずは、志望動機を書く学校の指導方針や教育理念を熟読し、しっかりと理解しましょう。

それができなければ、学校のことをよく理解していないことがすぐに分かられてしまいます。また、あれもこれもと、好きなことをかいても浅はかな内容になってしまいます。

一番気に入ったことを頭にいれ、ひとつの動機として書けるとまとまりのある文章になりますよ。

★小学校受験願書「志望動機」の例文【国立】

私共は、我が子に社会の中で周りの人と優しく関わり、いつも周りのことを考え、ひいては大きな社会の中で人のために貢献できる人になってほしいと願っています。

そのために、息子の気持ちを汲み取ること、受け止めると同時に、他の人がどのように感じているのかを逐一伝えるようにしております。

以前、貴校のイベントに参りましたとき、生徒さんが息子にやさしく声をかけてくれ、一緒に遊んでくれたことがありました。

そして、その別れ際に、遊んでくれてありがとうと、私たちにお礼を言ってくれたのです。
驚きとともに、ほんとうに心が温まる気持ちになりました。

貴校の教育理念が生徒さんの精神にしっかりと通っているからだと確信いたしました。

■【国立】小学校受験の願書「性格の例文」


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子供の性格についてかくところがある願書では、どのように書き出せばいいのでしょうか。

例えば、お子様が頑張っていることはあるでしょうか。

大好きなことでもいいです。

保護者の方がみていて「すごいな」と素直に思えたことがあれば、それをふくらませてエピソードとして書き込むことができればベストでしょう。

★小学校受験願書「性格」の例文【国立】

娘は、1歳の頃から絵本に非常に興味をもっておりました。

読み聞かせを毎晩3冊ほどしており、毎週図書館へ行って、読んでみたい本を10冊ほど借りております。

2歳の頃には、短いお気に入りの絵本は暗記して私たちにむけて読むことができるようになりました。

また、4歳の頃には、分厚い、難しい小学生が対象の本にも時折興味を示しだしました。

それはもちろんすべて読むことはできませんでしたが、要約して読み聞かせをしたり挿絵をみたりして、本とかかわっている時間を大切にしております。

娘が本を見ている間には私も同じように読書をするなどして自分達の時間をそれぞれ楽しんで過ごしています。
そのためか、本人は、興味のあることにはじっくりと落ち着いて取り組みことができるようになっているとおもいます。

そして、本から得たたくさんの経験値や人の心を理解する感受性などを持つ子どもに成長したのではないかと自負しております。

3.ま と め

志望動機は、子供自身が「自分が入りたい」と思って書くものではありません。

親が変わって書くものです。

だからこそ、難しいポイントがたくさんあります。

正直、読み手の捉え方も様々ですから、こう書けば正解、というものがないのも実際の所です。
親としては気合いをいれてかなりいろいろ悩んで書くものですが、大きく常識をはずすものでなければ、合否に関してしめる重要度はそこまで神経質になるものではありません。

また、合格することがすべてではありません。

タイミングや運、縁も大きく関わってきます。

「どう書けば合格するのか」と、細かい文法や漢字、言葉遣いに悩むことも大切ではありますが、素直な気持ちをぶつけてその結果とおることができれば、いい気持ちで6年間を過ごすことができそうですね。

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